痩せ体質になる方法!効果的な習慣10選

男女問わず、痩せたいという願望は多くの人が持つものですよね。しかしダイエットは長続きせず、挫折してしまう人も少なくありません。

そこでここではダイエットそのものではなく、体質を痩せやすく変える方法について紹介します。

目次

痩せられる体質になるってどういうこと?

基礎代謝を向上させる!

基礎代謝とは内臓の働きや体温の維持など、特別な運動をしなくても人間が生きているだけで消費する基本的なエネルギーのことを言います。

心臓の鼓動や呼吸による肺の動きなど、人間の体の中は常に何らかの形でエネルギーを消費しています。

つまり、この基礎代謝を向上させることで自ずとカロリーが積極的に消費されるようになり、太りにくい体質になるのです。

具体的には筋肉量を増やしたり、血流を良くするなどが挙げられます。

改善すべきは腸内環境!

腸は人間が摂取した食べ物を最終的に吸収する場所です。

この機能がきちんと働いていないと便が排出されにくくなり、老廃物や余計な脂肪分などが溜まりやすくなります。

そうした不必要なものが長く体内にとどまることで、また太りやすくなります。

腸の働きにはビタミンやミネラルなどが重要で、また腸内細菌のバランスを整えることも大切です。

腸が十分に働かないことでエネルギーの吸収も悪くなり、エネルギー代謝にも関わってきます。

正しい姿勢も大切な要素

意外に思われるかもしれませんが、姿勢の良し悪しも太りやすいかどうかに関わってきます。

たとえば姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、一度に取り込まれる酸素の量は少なくなります。

酸素は脂肪の燃焼に関わるため、これが少ないことで脂肪が体内に残りやすい体質となってしまいます。

また姿勢の悪さは血行の悪さや便秘にも関係し、代謝にも良い影響がありません。

常日頃から正しい姿勢を心掛けることで、健康で痩せやすい体質を作ることができます。

痩せ体質を作るのに効果的な習慣を10個紹介!

便秘を予防しやすい食事を意識する

まずは食事から。

先ほども説明したように、便秘は余分なものを体内にとどめ、太りやすい体質を作ります。

それを防ぐためにも、お通じの良くなる食材を積極的に取り込むようにしましょう。

具体的には食物繊維や、乳酸菌の多く含まれた食材がおすすめです。

食物繊維は腸への刺激と、血糖値の上昇を抑えるのにも有効です。

乳酸菌は善玉菌を増やし、腸内環境を良くするのに役立ちます。

水分補給はマメに!

食べ物の栄養分を全身に行き渡らせる血液の多くの部分を占めている血漿は主成分を水としています。

水分が不足することは血流を弱め、老廃物の蓄積を招きます。

逆に水分を十分に摂ることで血行が改善し、代謝も改善することが期待されます。

また水分を取ることで便も柔らかくなるので、便秘にもなりにくいといった利点があります。

熱中症の予防にもなるので水分はマメに摂るようにしましょう。

代謝が上がる食材を意識する

基礎代謝を考える上で、意図的に量を変えられるものとして、筋肉の量が挙げられます。

筋肉量が増えるほど基礎代謝は上がるため、筋肉を増やしやすい食材を摂取することも大切です。

具体的にはたんぱく質がそれになりますが、一度に大量に摂取してもその分がそのまま筋肉が増えるわけではありません。

適度なペースを維持し、一回の食事ごとに肉、卵、魚介、豆、乳製品などで補給しましょう。

有酸素運動をしよう

有酸素運動とは、酸素を取り込みながらする運動のことです。

具体的には、ウォーキングや適度なスピードのランニングなど、基本的にゆっくりとした動きを持続させるものが有酸素運動です。

逆に短距離走や筋肉トレーニングなど、呼吸を止めてするような急激な運動は無酸素運動となり、脂肪は燃焼されません。

有酸素運動は脂肪や糖質を燃焼し、血行を良くする働きなどがあります。

筋肉トレーニングも効果がある

前述のように、筋肉トレーニングのような無酸素運動は直接的な脂肪の燃焼には効果がありません。

しかし筋肉量を増やすことで基礎代謝が向上し、カロリーを消費しやすい体を作ることが期待できます。

つまり有酸素運動と無酸素運動のどちらもバランス良くすることで、痩せ体質を作り上げることができるのです。

なお、両方を一度にやってしまいたいという方には、どちらの効果もあると言われるスクワットがおすすめです。

運動を習慣化させることが大事

このように運動をすることは痩せ体質を作る上で大切なことですが、それらは持続することがとても重要です。

一時的に脂肪を燃焼できても、その後が続かなければ意味がありません。

筋肉にしても同様で、筋肉量の維持には継続的な筋肉トレーニングが不可欠です。

あまり無理をしすぎても続かないので、通勤・通学で階段を多めに使うなど、日常の中に取り込んで習慣化させるのが良いでしょう。

柔軟な体を作るためにストレッチをしよう

柔軟性のある体は血行も良くなり、基礎代謝が高くなるだけでなく、運動の際の怪我などを防ぐのにも有効です。

ウォーキングや筋肉トレーニングをする前にもストレッチをして体を柔らかくしておくことで、良いウォーミングアップになります。

便秘や肩こり、睡眠、自律神経の調整にも効果があるので、起きた時や寝る前など、数分間でも良いので続けられるようにすると良いでしょう。

規則正しい生活をする

いくら代謝の良い体を作っても、不規則な生活で体調が万全でないと、体調にも影響がありますし、太りやすくもなります。

生活の上で特に大事なのが睡眠で、睡眠中には成長ホルモンなど、体調や食欲に大きく関わる成分が分泌されます。

睡眠が阻害されることでこうしたホルモンの分泌が減ると、異常な食欲となったり、代謝の低下があるので気をつけましょう。

一般的に成人は7時間程度の睡眠が必要とされています。

起きた時はすぐに朝日を浴びるがおすすめ

朝に起きた時には、朝日を体に浴びることをおすすめします。

人体にはメラトニンという睡眠ホルモンがあり、このホルモンは日の光を浴びて15から16時間後くらいに分泌されると言われています。

メラトニンは睡眠の質に大きく関わっており、メラトニンの分泌と睡眠時間が一致していることで良い睡眠が望めます。

つまり毎日体内時計をリセットするために、しっかりと朝日を浴びておくことが大切なのです。

寝る前はスマホやパソコンを使わない

パソコンやスマホから発せられているブルーライトについては、聞いたことのある人も多いと思います。

このブルーライトは先ほども説明したメラトニンの分泌を妨げる性質を持っています。

すなわち就寝前にパソコンやスマホから出ているブルーライトを浴びてしまうと、睡眠の質が低下し、眠りにくくなったり、夜中に起きてしまうといった睡眠障害が起きやすくなるのです。

できるだけ寝る前は控えたほうが良いでしょう。

まとめ

痩せるためのダイエットも大切ですが、痩せやすい体質を日頃から作り上げておくことで、過度なダイエットをしなくとも自然に痩せることができるようになるはずです。

ここで紹介した方法をぜひ試してみてください。

この記事を書いた人

子供が生まれてから、仕事と育児に追われる日々。そんな中で、食材宅配を利用するようになって、毎日の献立作りがぐっと楽になりました。

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