男女問わず、体型の問題は多くの人にとって常に頭を悩まされるものですよね。
いつも頭の隅にダイエットという文字が浮かんでいるのに、どうしても痩せられないという人も多いはず。
そんな痩せられないことの悩みについて解説します。
\短期ダイエットの決定版/
太っている人が痩せない理由10個
1.そこまで問題意識が高くない
ダイエットを考える人の中でも、その真剣度は人によってかなりの差があります。
病気など肥満が原因の深刻な問題を抱えている人はダイエットにも真剣に取り組まざるを得ないですが、ちょっと最近丸くなっているからやせたいだけなど、あまり深刻でない場合にはそれほど真剣にダイエットに取り組むわけではありません。
そうした真剣度の違いによって、多少太っていても実はそれほど悩んでいないという場合には、あまり痩せられないということも多いでしょう。
2.カロリーが高い食事をしている
肥満とは、普段の運動や代謝だけでは体が消費しきれないエネルギーを体の中に溜めていくことによって起こります。
そのため日常的な運動や代謝を上回るカロリーを食事で摂取していればそれだけ体は太り、もちろん痩せにくくもなります。
動物性の脂質や糖分など、人間が旨味を感じるものはカロリーが高いことが多いので、美味しい食事を際限なく続けていれば自ずと摂取カロリーは高くなり、スムーズに痩せることはできません。
3.過度なストレスを抱えている
日頃の仕事や人間関係によってストレスが溜まっているという人も多いでしょう。
場合によってはダイエットのための行動そのものがストレスになっているという人もいるかもしれません。
しかしストレスはダイエットにとって大敵です。
食事を抑制する日常を送るには心の余裕が大切であり、またストレスは「コルチゾール」というホルモンを増加させます。
コルチゾールは食欲に悪影響を及ぼす可能性のあるホルモンであり、我慢が難しくなってしまうのです。
4.運動するのが苦手
ダイエットの基本は、摂取した分のカロリーを運動などによって適切に消費することです。
そのためには運動が不可欠で、バランスの取れた食事量と運動が理想的なダイエットだと言えます。
しかし体を動かしたり、汗をかくことが苦手という人はなかなか運動を習慣にすることも難しいでしょう。
運動が少ないからといって食事量を減らすのもあまり良いこととは言えないので、結果として食事はするが運動はしないという悪循環になってしまうのです。
5.太りやすい体質
他の人に比べて、体質的に太りやすいという人もいます。
遺伝的に太りやすい原因とされる肥満遺伝子の存在も現在では広く知られていますが、この遺伝子を多く持つ人は持たない人に比べて糖質や脂質の代謝が悪く、空腹感も感じやすいので、太る原因になる行動をしてしまいがちなのです。
またそうしたもの以外でも、脂質や糖質の多い食べ物を好むことも体質によるケースがあり、こうした人は比較的太りやすいと言えます。
6.基礎代謝が下がっている
カロリーの消費は運動の他に基礎代謝があります。
基礎代謝とは人間が生命活動を行っていく上で身体に起きている基本的な代謝のことであり、内臓などの運動や、筋肉によるカロリー消費がこれらにあたります。
しかし基礎代謝は年齢を重ねることによる筋肉量の減少などに伴い、基本的には低下していきます。
そのため若い頃と全く変わらない食事をしていてもカロリーの消費は減っているので、脂肪を溜め込みやすくなるのです。
7.食事量を極端に減らしている
ダイエットと言えば食事量を調整するというのも一般的な考えでしょう。
食事を減らせば減らすほど痩せやすくなると考える人も多いかもしれません。
ですがこれは大きな間違いで、カロリーは人が生きていくために必要なものであり、もしも足りなければ体はそれを補おうとします。
具体的には筋肉を分解してエネルギーにしてしまうので筋肉量が減り、基礎代謝が減ってしまったり、また脂肪を節約しようと体に脂肪を溜め込みやすい体質になっていってしまうのです。
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8.油ものを一切絶ってしまっている
ダイエットの大敵となる代表的なものとして、油を使った料理もよく挙げられますよね。
実際に脂質のカロリーは高く、それも間違ってはいないのですが、体内では作ることのできない必須脂肪酸の中には中性脂肪やコレステロールを抑制する働きを持つものもあります。
つまり脂質を摂らないことで中性脂肪を抑制できなくなり、太りやすい体になる可能性もあるのです。
また脂質を極端に減らしてしまうと免疫力も低下し、肌も悪くなるなど健康上の問題も出てくるのでおすすめはできません。
9.食事をする時間が遅い
同じカロリー量の食事であっても、摂る時間によって脂肪のなりやすさにも違いがあります。
特に夜の食事はその後に運動することも少ないためカロリー消費が少なく、脂肪として体内にとどまりやすくなります。
また体内の生活リズムを調整する役割を持つたんぱく質の一種「BMAL1」はカロリーを体脂肪として溜める働きを持ち、特に活発になるのが夜の10時から深夜2時くらいとされています。
つまりこの時間帯の余剰カロリーは、脂肪として蓄積されやすいのです。
10.睡眠時間が少ない
一見関係ないように思われるかもしれませんが、睡眠と食欲には密接な関係があります。
食欲に関係するホルモンとして「レプチン」「グレリン」というものがありますが、レプチンは食欲を抑制する働き、グレリンは逆に増進する働きを持っています。
人の体は睡眠が不足するとグレリンが増加し、自然と食欲が増すようになってしまいます。
そのため空腹を感じる機会が多くなり、結果として食事量も増えてしまうのです。
太っている人の見直しポイント4個
食生活を見直す
たとえば早食いをしている人は満腹感を感じにくく、自然と食事量が増える傾向にあります。
また先にも触れたように、深夜の時間帯の食事も脂肪を溜めやすい体を作ってしまい、太る原因となります。
このように食生活の乱れはダイエットの失敗と深く関係があり、それを正すことが痩せることへの近道とも言えます。
他にも過度な飲酒は控えたり、人工甘味料や添加物なども取りすぎないようにすることなども大切です。
自炊が苦手な人は「マッスルデリ」などの冷凍弁当もおすすめです。
ストレス管理
ストレスは体のさまざまな部分に悪影響をもたらします。
食欲に関係のあるホルモンのバランスを崩したり、自律神経を乱してしまう可能性があります。
自律神経の乱れはホルモンバランスももちろんのこと、エネルギーの燃焼に関係する交感神経の機能も低下させ、肥満の原因になります。
食事制限をしても、運動をしても思うように痩せられないのは、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニン不足が原因かもしれません。
https://www.kmshinjuku.com/diet/510/
セロトニンが不足すると、腸の不具合や睡眠の質の低下、心のざわつきやイライラを感じるようになります。それらがストレスとなり、食欲を抑えられなくなるなどの症状も現れます。
規則正しい生活やきちんと休息をとることを考えて、なるべく過度なストレスは溜めないようにしましょう。
睡眠の質を向上
睡眠不足もホルモンのバランスを崩し、食欲を増進させてしまうなど肥満の原因になります。
健康な人を対象とした研究では、睡眠時間が短いと脂肪細胞から分泌されるレプチン(食欲を抑制し代謝を促進するホルモン)の血中濃度が減少し、胃から分泌されるグレリン(食欲を増進するホルモン)の血中濃度が増加することがわかっています。
つまり、睡眠時間が不足すると、せっかく食事に気をつけて運動に励んでも、ダイエットの成果が出にくくなってしまうのです。
https://esse-online.jp/articles/-/6533
できれば一日に7時間から8時間程度の睡眠は必要で、仮に仕事などが忙しくてそれが難しいとしても、できるだけ日が明ける前には就寝することをおすすめします。
また睡眠の質を上げるために就寝前の行動や、寝具の見直しなどをしてみるのも良いかもしれません。
運動を取り入れる
睡眠やストレスの問題を解決した上で、ダイエットの基本となるのは食事の管理と運動です。
運動しない代わりに食事も摂らないというのは健康上の問題もあり、また適切な代謝が行われないことで体が自己防衛のために脂肪を溜める体質になってしまうこともあります。
無理に過激な運動をする必要はないので、家で気軽にできる運動などを取り入れてみるのも良いでしょう。
まとめ
体型が気になって痩せたいとは思っているのに、なかなか痩せないというのは決して珍しいことではありません。
誰にでもあることなのであまり悩みすぎず、ここで紹介したことを参考にして、余裕をもってチャレンジしてみてください。